成績表に「未修得」の文字。このままだと、来年も同じ学年をやり直すのかもしれない。
何単位足りないと進級できないのか、やめたら今までの単位はどうなるのかなど、高校の単位が足りないときの迷いは多くの人の悩みです。
これまでに取った単位は、移った先でも数えてもらえます。
結論
- 単位を認めるのは学校で、最後は校長が決める。
- 卒業には74単位以上が必要(学校が多く決めることも)。
- 1〜2科目なら、追試・課題で取り戻せるか聞く。
- 取った単位は、通信制へ移っても数えてもらえる。
- やめる前に転入の相談をすると、単位を生かしやすい。
高校の単位が足りないなら、取った単位を通信制に引き継ぐ
NHK学園高校は2年在籍で35単位以上なら3年次、第一学院高校は9月にも卒業できます。まとめて取り寄せて、引き継ぎ方と卒業の時期を並べてください。
資料請求は無料です。
高校の単位が足りないとどうなる?進級と卒業への影響
| 学校の仕組み | 進級 | 卒業 |
|---|---|---|
| 学年制 | 学年ごとに修了を認める。足りないと止まることがある | 最終学年の修了が必要 |
| 単位制 | 学年で区切らない仕組みにできる | 必要な単位がそろえば認められる |
| どちらも共通 | 学校の決まりで判断 | 74単位以上と特別活動 |
学年制では、1科目の未修得でも進級が止まることがある
学年制を厳しく運用すると、1科目でも原級留置。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 進級の判断 | 平素の成績を評価して学年の修了を認める |
| 厳しい運用 | 1科目でも未修得なら原級留置 |
| 求められている運用 | 一律にせず弾力的に |
施行規則の104条は、小学校の決まり(57条)を高校に当てはめ、平素の成績を評価して各学年の課程の修了を認めます。
学習指導要領の解説のとおり、学年制を厳しく運用すると、修得すべき科目が1つでも取れていなければ進級できず、原級留置になります。
どこまで厳しく運用するかは、学校によって違います。自分の学校の進級の決まりを、規程や担任に確かめてください。
ポイント
- 学年制は1科目でも止まることがある。
- 運用の厳しさは学校で違う。
- 進級の決まりを担任に聞く。
単位制なら、足りない分をあとから積み上げられる
学年の区分がなければ、留年という形にならない。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 学年の区分 | 設けないことができる(103条) |
| 足りない単位 | 次の期に履修して積み上げる |
| 例 | 屋久島おおぞらは「単位制なので留年なし」と説明 |
高校は、学校教育法施行規則の103条で、学年による教育課程の区分を設けないことができます。単位制の高校です。
単位制では、取れなかった科目を次の期にもう一度履修して、卒業までに必要な単位をそろえていきます。通信制の多くは単位制です。
学年ごとに足止めされない仕組みなので、単位が足りなくても前に進めます。
学年ごとに足止めされない学校を探すなら、単位制の通信制の資料をまとめて取り寄せると、進み方の違いを並べて読めます。
ポイント
- 単位制なら学年で区切られない。
- 取れなかった科目は次の期に取る。
- 学年ごとに足止めされない。
\ 1回の入力で、単位制の学校の案内がそろう /
高校の単位が足りないか決めるのは誰?単位の認定は校長が行う
| 段階 | すること | する人 |
|---|---|---|
| 履修 | 学校の指導計画に従って授業を受ける | 生徒 |
| 評価 | 成果が目標から見て満足できるかをみる | 教科の先生 |
| 認定 | 単位の修得を認める | 最後は校長 |
単位の認定は、先生の評価をもとに校長が行う
担任ではなく、最後に決めるのは校長。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 条件 | 指導計画に従って履修し、成果が満足できる |
| 評価する人 | 教科の先生 |
| 最後に認める人 | 校長 |
単位の決め方について、高等学校学習指導要領は、指導計画に従って科目を履修し、その成果が目標から見て満足できると認められる場合は、単位の修得を認定しなければなりません。
認定は学校が行い、教師の評価に基づいて最終的に校長が行います。
担任の「たぶん大丈夫」は確定ではありません。気になる科目は、教科の先生にも直接確かめてください。
ポイント
- 条件は履修と成果。
- 最後に認めるのは校長。
- 気になる科目は教科の先生に聞く。
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学期ごとに単位を認める学校もある
年度末を待たずに、学期の区分で認定できる。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 原則 | 2年以上続く科目は年次ごとに認定 |
| できること | 学期の区分ごとの認定 |
| 確かめること | 自分の学校はどちらか |
認定の時期は、2年以上にわたって履修する科目なら年次ごとが原則です。そのうえで、学期の区分ごとに認めることもできます。
学期ごとに認める学校なら、前期の結果で足りない科目が早めに分かります。
自分の学校が年度末にまとめて認めるのか、学期ごとに認めるのかで、取り戻すための時間の残り方が変わります。
認定の時期がはっきりしたら、移った場合の資料もまとめて請求しておくと、取り戻せなかったときにすぐ動けます。
ポイント
- 原則は年次ごとの認定。
- 学期ごとに認める学校もある。
- 残り時間を知るために時期を聞く。
高校の単位が足りないときに確かめる卒業の条件(74単位)
| 項目 | 中身 | 決まり |
|---|---|---|
| 卒業に必要な単位 | 74単位以上 | 施行規則96条 |
| 学校が決める数 | 74単位を上回ってもよい | 学習指導要領 |
| 1単位の目安 | 50分×35単位時間 | 学習指導要領 |
卒業には74単位以上。学校がもっと多く決めていることもある
74単位は最低の線で、学校ごとに上乗せがある。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 国の決まり | 74単位以上を修得した人の卒業を認める |
| 学校の決まり | 74単位以上で、学校が数を決める |
| ほかの条件 | 特別活動の成果が満足できること |
卒業について、学校教育法施行規則の96条は、74単位以上を修得した人に校長が全課程の修了を認めます。
74単位は「下ってはならない最低必要要件」で、学校がそれを上回る数を決めることもできます(学習指導要領の解説)。
自分の学校の卒業単位が何単位なのかは、学校の規程か教育課程表で確かめてください。
転入先の卒業単位や、外で取った単位の扱いは、候補の学校の資料をまとめて取り寄せて並べると違いが見えます。
ポイント
- 国の線は74単位以上。
- 学校が多く決めていることもある。
- 自分の学校の卒業単位を確かめる。
ほかの学校や学校の外で取った単位は、36単位まで数えられる
他校・大学などの学修・技能審査は合わせて36単位まで。
| 取り方 | 上限 |
|---|---|
| ほかの高校での単位(97条)など | 合わせて36単位まで |
| 大学・専修学校・技能審査など(98条) | 同じ枠に入る |
| 高認で合格した科目(100条) | 高校の単位として認めることができる |
施行規則は、ほかの高校で取った単位や、大学・専修学校・技能審査・ボランティアなどの学修を単位として認めることを、合わせて36単位までです(99条)。
高卒認定試験で合格した科目も、高校の単位として認めることができます(100条1号)。
また、オンラインなど多様なメディアを利用した授業で取る単位も、卒業に必要な74単位のうち36単位までです(96条2項。病気療養などの例外あり)。
何単位として認めるかは学校長の判断なので、使う前に学校と相談してください。
ポイント
- 外での学修は合わせて36単位まで。
- 高認の合格科目も単位にできる。
- 認めるかは学校長の判断。
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高校の単位が足りないとき今の学校で取り戻す方法(追試・補充・高認の科目)
| 手 | 中身 | 確かめること |
|---|---|---|
| 追試験 | 追試を条件に進級 | 受けられる時期 |
| 補充の指導 | 補習・課題を条件に進級 | 出す課題と締切 |
| 高認の科目 | 合格した科目を単位にする | 学校が認めるか |
追試や補充の指導で、進級を認める学校がある
一律に留年とせず、条件つきで進級させる例。
| 例 | 中身 |
|---|---|
| 追試験 | 追試に合格すれば進級 |
| 補充の指導 | 補習や課題をやりとげれば進級 |
| 見込みでの進級 | 卒業までの年限内に取れそうなら進級 |
解説は、中途退学の要因の一つが原級留置にかかわるという指摘にふれています。そのうえで、原級留置を一律に決めず、学校が柔軟に扱うことを求めています。
条件つきで進級させる例として、補充の指導や追試験、修業年限の中で修得できる見込みがある場合が挙げられています。
用意があるかは学校ごとに違います。危ない科目の先生に、何をすれば認めてもらえるかを具体的に聞いてください。
ポイント
- 条件つきで進級させる例がある。
- 追試・補習・修得の見込み。
- 危ない科目の先生に具体的に聞く。
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高認で合格した科目を、高校の単位にしてもらう道もある
高認の科目は、学校長の判断で単位にできる。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 決まり | 施行規則100条1号 |
| 認める人 | 学校長 |
| 気をつけること | 何単位になるかは学校の判断 |
単位の取り方として、文部科学省の高卒認定試験Q&A;のとおり、高認で合格した科目は、学校長の判断で高校の単位として認定できます。
ただし、認めるかどうか、何単位として認めるかは学校長の判断です。出願の前に学校と相談するよう案内されています。
高認だけで高校卒業に必要な単位をすべて取ることはできません(受験できるのは最大10科目)。足りない分を補う手段の一つとして考えてください。
追試で取り戻せなかったときのために、単位を引き継げる通信制の資料をまとめて請求しておくと安心です。
ポイント
- 高認の合格科目を単位にできる。
- 認めるかは学校長の判断。
- 高認だけでは卒業できない。
高校の単位が足りないなら、取った単位は通信制に引き継げる
| 項目 | 中身 | 決まり |
|---|---|---|
| 課程をまたいだ単位 | どの課程に移っても有効 | 学習指導要領の解説 |
| 卒業単位に加える | 前の高校の単位を卒業に必要な単位数に加えられる | 単位制高等学校教育規程7条 |
| 転入の学年 | 修得した単位に応じて相当学年に | 施行規則92条2項 |
前の学校の単位は、通信制でも数えてもらえる
単位は課程をまたいで有効。取り直しは原則いらない。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 有効な範囲 | 全日制・定時制・通信制の各課程の間 |
| 取り直し | 原則として不要 |
| 卒業単位への算入 | 単位制の課程の校長が加えられる |
単位の引き継ぎは、学習指導要領の解説で、高校で修得を認められた単位は各課程の間で共通して有効とされ、原則として取り直す必要はないと説明されています。
単位制の課程では、単位制高等学校教育規程の7条により、校長が前の高校で修得した単位を卒業に必要な単位数に加えられます。
1年生で取った単位も、2年生の前期までに取った単位も、無駄にはなりません。
ポイント
- 単位は全日制から通信制へも持っていける。
- 卒業単位に加えてもらえる。
- これまでの単位は無駄にならない。
どの学年から入れるかは、取った単位と在籍した期間で決まる
学校ごとに目安が違うので、資料で確かめる。
| 学校 | 目安 |
|---|---|
| NHK学園高校 | 在籍1年未満は1年次、1年以上は2年次。2年在籍で35単位以上なら3年次 |
| 鹿島学園高校 | 前の高校の単位・在籍期間を引き継げる |
| トライ式 | 連携校で単位認定されれば引き継げる |
NHK学園高校は、前の学校の在籍期間が1年未満なら1年次、1年以上なら2年次への転入で、2年在籍で35単位以上が認められれば3年次です。
鹿島学園高校は前の高校の単位と在籍期間を引き継げて(専門科目・学校設定科目は上限20単位)、トライ式は連携校で単位認定されれば引き継げます。
引き継げる単位の数え方は学校ごとに違います。今の学校で取った単位の数を書き出して、候補の学校に聞いてください。
何単位が引き継がれるかを比べるなら、候補の学校の資料をまとめて取り寄せて、取った単位の数を手に相談するのが近道です。
ポイント
- 在籍期間と単位で学年が決まる。
- 数え方は学校ごとに違う。
- 取った単位を書き出して聞く。
\ 家で並べて、引き継ぎ方を親子で比べられる /
家で学ぶ形も比べるなら、N高の単位の引き継ぎも聞いておく
前の単位を引き継げる場合があり、登校なしで学べる。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 前の学校の単位 | 引き継げる場合がある(程度は人による) |
| 転入 | ネットコースは随時受付 |
| 登校 | なし(スクーリングとテストの日だけ) |
単位を落とした理由が「教室に通い続けること」にあったなら、通う学校だけを比べても同じ悩みが残るかもしれません。
N高は、前の学校の単位を引き継げる場合があり、どこまで引き継げるかは人によって違います。ネットコースは登校がなく、転入は随時受け付けています。
通う学校と家で学ぶ学校の両方で、何単位が引き継がれるかを並べると、卒業までの道のりを比べられます。
単位の引き継ぎを比べるために、N高の資料もあわせて請求
- 通う学校の資料と並べて、家で学ぶ場合に何単位から始められるかを比べられる
- 登校なしのネットコースは、新入学なら1年次73,000円〜・3年間199,000円(就学支援金の先引きあり)
- 入学したあとも、ネットから通学のコースへ3か月ごとに変えられる
- 全員に複数のメンターがつき、家からビデオ会議で面談・相談できる
- 進路決定率94.24%(2026年3月卒業の4月生)
パンフレットと募集要項が無料で届きます。N高・S高・R高の違いと、コースごとの学費がわかります。
ポイント
- N高も前の単位を引き継げる場合がある。
- 登校なしで学べる。
- 通う学校と並べて比べる。
高校の単位が足りないときの卒業の時期(通信制での在学期間と年度の途中の卒業)
| 項目 | 学年制 | 単位制の通信制 |
|---|---|---|
| 卒業の時期 | 学年末(3月) | 学期の区分ごとに認められる |
| 最終学年で足りない科目 | 翌年度1学期末に認めて卒業はできない | 次の期に取れば卒業できる |
| 在籍の年数 | 全日制は3年 | 3年以上(前の学校の期間を考えてもらえる) |
学年制では、年度をまたいで卒業を取り戻せない
最終学年の未修得科目を、翌年度1学期末に認めて卒業は不可。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 学年 | 4月1日〜翌3月31日 |
| 足りないまま年度が終わる | 原級留置になりうる |
| 翌年度の1学期末に認定して卒業 | 許されない(留学など例外あり) |
解説では、学年制の高校で、最終学年に取れなかった科目を翌年度の1学期末に認めて卒業させることは許されません。留学から帰った生徒などには例外があります。
3年生で単位が足りないまま年度が終わると、もう1年在籍することになる場合があります。
3年生で危ない科目があるなら、秋のうちに担任と卒業の見込みを確かめてください。
ポイント
- 学年制は年度の途中で卒業できない。
- 3年生は特に早めに確かめる。
- 秋のうちに卒業の見込みを聞く。
\ 見学の申込まで、追加の入力なしで進める /
単位制の通信制は、9月に卒業できる学校もある
学期の区分ごとに入学・卒業を認められる。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 決まり | 単位制は学期の区分に従って卒業させられる |
| 学年の途中 | 特別の必要があれば卒業を認められる(104条3項) |
| 例 | 第一学院高校は3月・9月の卒業 |
単位制の課程は、単位制高等学校教育規程の3条により、学期の区分に従って入学・卒業させられます。4月・3月以外の入学や卒業もありえます。
例として、第一学院高校の卒業の時期は3月と9月です。
定時制・通信制の修業年限は、学校教育法の56条で3年以上です。前の学校の在籍期間を何か月数えるかに全国一律の計算はなく、転入先が「在学すべき期間」として示します。
卒業の時期が年に何回あるかは、候補の学校の資料をまとめて請求して、学校ごとに確かめてください。
ポイント
- 単位制は学期ごとに卒業を認められる。
- 第一学院高校は3月・9月の卒業。
- 在籍期間の数え方は転入先に聞く。
高校の単位が足りないときの通信制の学費(就学支援金は74単位まで)
| 項目 | 中身 | 出どころ |
|---|---|---|
| 1単位あたりの支援 | 13,668円まで | 文部科学省 |
| 単位の上限 | 通算74単位・年30単位まで | 文部科学省 |
| 支給の期間 | 48月 | 文部科学省 |
私立の通信制の就学支援金は、1単位13,668円まで
単位制の授業料は、通算74単位・年30単位まで。
| 項目 | 私立の通信制 | 公立の通信制 |
|---|---|---|
| 1単位あたり | 13,668円 | 336円 |
| 年額の上限 | 337,200円 | 6,240円 |
| 単位の上限 | 通算74単位・年30単位 | 同じ |
お金の面では、文部科学省の就学支援金・新制度の概要のとおり、2026年度から私立の通信制は1単位13,668円まで、年337,200円までの支援になり、所得制限もなくなりました。
単位制の授業料の場合、支援の対象は通算74単位・年30単位までです。
支援の対象は授業料だけで、入学金・施設費・教材費などは別にかかります。
ポイント
- 私立通信制は1単位13,668円まで。
- 通算74単位・年30単位まで。
- 授業料以外は別にかかる。
\ 学費の表を並べて、自己負担を比べられる /
前の学校の在籍期間と単位も、支援の上限に数えられる
引き継いだ期間と単位の分、残りの枠が減る。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 期間 | 通信制は48月まで |
| 前の学校の期間・単位 | 含めて数える(屋久島おおぞらの説明) |
| 全日制から移ったとき | 48月-全日制の在学月数×4/3 |
屋久島おおぞらでは、通算74単位・48月の上限に、前の学校の在籍期間と単位も含めます。
全日制から移るときの期間は、「48月-(全日制の在学月数)×4/3(端数切捨て)」です(文部科学省の就学支援金Q&A;)。
支援の枠がどれだけ残るかで、自己負担が変わります。転入先の学費の表は、残りの枠を当てた金額で比べてください。
残りの枠を当てたあとの学費は学校で違うので、転入先の学費の資料をまとめて取り寄せると、同じ条件で比べられます。
ポイント
- 前の学校の分も通算される。
- 全日制からは計算で期間が決まる。
- 残りの枠で自己負担が変わる。
高校の単位が足りないとき、退学の前に決めること(タイプ別)と資料の取り寄せ方
| 今の状況 | 合いやすい道 | 理由 |
|---|---|---|
| 危ないのは1〜2科目 | 今の学校で追試・課題 | 取り戻せる見込みがある |
| 何科目も足りない | 単位制の通信制へ転入 | 取った単位を加えて卒業をめざせる |
| 3年生で卒業が危ない | 卒業の時期が年2回ある学校も比べる | 学期ごとに卒業を認める学校がある |
| やめるか迷っている | 退学の前に転入の相談 | 在籍中のほうが単位と期間を生かしやすい |
退学届を出す前に、転入の相談を始める
やめてからの編入より、在籍中の転入が有利。
| 項目 | 退学してから(編入学) | 在籍したまま(転入学) |
|---|---|---|
| 手続き | 自分で出願 | 今の学校の校長が書類を送る |
| 在籍期間 | 学校ごとの判断 | 在学した期間に応じて示される |
| 空白 | できやすい | できにくい |
退学には校長の許可が必要です(施行規則94条)。やめたあとに別の高校へ入るのは編入学で、文部科学省の高校入学資格Q&A;のとおり、中退した人もほかの高校に編入学できます。
ただ、単位制の課程への転入は、規程の5条で「修得した単位及び在学した期間に応じて」扱われる一方、編入学の4条にはこの「在学した期間」という言葉がありません。
やめる前に動けば、単位と在籍した期間の両方を生かしやすくなります。
ポイント
- 退学には校長の許可が必要。
- 中退後の編入もできる。
- やめる前の転入のほうが生かしやすい。
\ 1か月以内に出願先を決めた転入生が63.4% /
単位が足りずにやめる人は、中退の理由の6.3%
学業不振での中退は約2,800人。ひとりではない。
| 理由 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 進路変更 | 18,505人 | 41.5% |
| 学校生活・学業不適応 | 15,618人 | 35.0% |
| 学業不振 | 2,814人 | 6.3% |
国の調査では、文部科学省の令和6年度の調査で、高校の中途退学は44,571人(1.4%)でした。理由のうち学業不振は2,814人(6.3%)です。
いちばん多い理由は進路変更(41.5%)で、ほかの学校へ移る道を選ぶ人も少なくありません。
単位が足りないことは、高校卒業をあきらめる理由にはなりません。取った単位を持って移る道を、資料で確かめてください。
移る道を選ぶなら、転入を受け付ける通信制の資料をまとめて請求するのが早道です。ズバットの利用者アンケートでは、転入した人の63.4%が資料請求から1か月以内に出願先を決めています。
ポイント
- 中退の理由の6.3%が学業不振。
- 進路変更が41.5%でいちばん多い。
- 単位を持って移る道がある。
ほかにも候補があるなら、まとめて資料請求で比べる
1回の入力で、候補の資料がまとめて届く。
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1 | 住んでいる都道府県と学年を選ぶ |
| 2 | 通える学校の一覧から、迷っている学校と比べたい学校を選ぶ |
| 3 | 1回の入力で請求(無料)。資料は1週間ほどで届く |
単位のことで転入を考え始めると、取った単位をいちばん生かせる学校はどこかが気になってきます。学校ごとに請求すると、そのたびに名前や住所を入れ直すことになります。
住んでいる都道府県で通える学校が並び、気になる学校を選んで一度に請求できます。第一学院高校やトライ式は、どの都道府県の一覧にも出ます。
候補を2〜3校にしぼって資料を並べると、学費と通い方の違いがはっきりします。
単位を生かせる転入先は、まとめて資料請求で比べる
- 1回の入力で、選んだ学校の資料がまとめて届く。学校ごとに名前や住所を入れ直さなくていい(無料)
- 資料は1週間ほどで届く。学費・通う日数・スクーリングを、家で並べて親子で比べられる
- 請求のあとは、LINEで「30日で決める!親子で考える高校選びガイド」が届く。見学の申込も追加の入力なしでできる
- 転入した人の63.4%が、資料請求から1か月以内に出願先を決めている(ズバットの利用者アンケート)
利用者20万人以上(2025年10月時点・ズバットの案内)。届いたあと、学校から案内の連絡が来ることがあります。
ポイント
- 候補が3校以上なら、まとめて請求が早い。
- 資料は1週間ほどで届く。
- 並べて、通い方と学費で比べる。
高校の単位が足りないなら、引き継ぎ方と卒業の時期を並べる
何年次から始められるかと卒業の時期は、学校ごとに違います。まとめて資料請求で候補を取り寄せ、必ず並べてから決めてください。
出典・確認した情報(2026年11月確認)
- e-Gov法令検索「学校教育法」
- e-Gov法令検索「学校教育法施行規則」
- 文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)」
- 文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編」
- e-Gov法令検索「単位制高等学校教育規程」
- 文部科学省「高等学校入学資格 Q&A;」
- 文部科学省「高等学校卒業程度認定試験Q&A; 高等学校卒業程度認定試験とは」
- 文部科学省「令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
- 文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」
- 文部科学省「高等学校等就学支援金制度に関するQ&A」
- NHK学園高等学校「よくあるご質問」
- 鹿島学園高等学校「よくあるご質問」
- トライ式高等学院「よくあるご質問」
- 第一学院高等学校「学校概要」
- 屋久島おおぞら高等学校「高等学校等就学支援金制度」
- 屋久島おおぞら高等学校「よくあるご質問」
- N高グループ「よくある質問」
- N高グループ「ネットコース」
- N高グループ「「高等学校等就学支援金」および「支給見込額の先引き」について」
- N高グループ「進路実績(進学・就職)」
- ズバット通信制高校比較「全国の通信制高校にまとめて資料請求」
- 株式会社ウェブクルー「ズバット 通信制高校比較がLINEで新サービス配信開始(2026年1月28日)」
学費・コース・入学の時期は変わることがあります。出願の前に各校の公式サイトと資料でご確認ください。
